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国際宇宙ステーションから撮られた美しいオーロラ映像 [サイエンス]

ISS=国際宇宙ステーションからの映像です。

 地球のへりに、赤みがかった美しいオーロラが発生しています。また別の映像では赤や緑色に輝くオーロラもあります。

これらは、1年の任期でISSに滞在しているアメリカ人宇宙飛行士、スコット・ケリー氏が撮影しました。

 次のユーチューブ動画で、その美しさをご堪能ください。


「回転草」の大量発生っぷりがスゴイ アメリカ [サイエンス]

 アメリカで「回転草」という植物が大量発生して市民生活に被害を及ぼしているそうです。

コロラドで大量発生しているのは「タンブルウィード」、日本語では「回転草」と呼ばれれるオカヒジキ属ヒユ科の植物です。

動画をごらんください。



 「回転草」は「転がる雑草」とも呼ばれ、冬になると茎が折れて地上部の塊が風に乗って転がり、1株に25万個もあるという種をそこら中にまき散らします。

 アメリカの西部映画では、荒廃した乾燥地域の象徴として、回転草が、コロコロと転がるシーンは、お馴染みです。1年草なので、毎年新たな、巨大さすらい団子が、出現します。

 少々、コミカルにも見える光景ですが、根元付近の茎から折れて、丸ごと転がって歩くとは、少々はた迷惑な植物で、大きなものは自動車ぐらいの大きさになるそうです。


タグ:回転草

人工DNA物質 インフルエンザワクチンの効果が大幅アップするかも [サイエンス]

インフルエンザなどのワクチンの効果を大幅に高める人工DNA物質を開発したと、医薬基盤研究所の小檜山康司研究員らのチームが発表しました。論文は11日以降、米科学アカデミー紀要電子版に掲載されます。

 研究チームはインフルエンザワクチンの動物実験で効果を確認しました。ワクチンの効果を高める添加物として、5年後をめどに臨床試験(治験)を始める予定です。アレルギー治療薬や抗がん剤でも同様の効果が期待できそうです。

 開発されたのは、人工DNAを糖類で包んだ物質です。ワクチンに混ぜてマウスに注射すると、リンパ節の免疫細胞に取り込まれ免疫を活性化させます。従来のワクチンを接種した後、大量のインフルエンザウイルスを投与するとマウスは死んでしまいますが、この物質を足すと死なないことが確認されています。

 今回使った人工DNAは、これまでもワクチン添加物の候補物質として知られていましたが、あまり大きな効果がありませんでした。糖類で包むことで大きくなって免疫細胞に取り込まれやすくなり、効果が高まったと考えられています。 
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スマホで自動車の操作 パナソニックが開発に着手 [サイエンス]

 パナソニックが米自動車最大手のゼネラル・モーターズ(GM)など大手自動車メーカーと連携し、スマートフォン(高機能携帯電話)で自動車を操作できるシステムを開発することが4日、分かりました。自動車各社で自動運転技術の開発競争が激しくなる中、パナソニックはスマホの新技術で存在感を高める狙いがあります。年内に試作車を作り、平成28年にも実用化する見込み。

 同社は、自動車関連事業を成長分野と位置付け、経営資源を集中投資する方針。今後、今回のシステムを収益源の柱に据えて、提携関係にあるGMのほか、複数の国内自動車メーカーの協力を得て実現させる計画です。

 具体的には、センサーやカメラなどを活用した事故防止システムなど車載関連技術に、スマホの通信機能を組み合わせます。
それにより、
・ラジコンの要領でドアの開閉やエンジンの始動・停止のほか、車庫入れもスマホを使ってできるようにする。
・スマホの画面を指でなぞることで、ラジコン操作のように縦列駐車や車庫入れなどをできるようにする。
・スマホがリモコンキーの代用となり、ドアの開閉やエンジンの作動をするため、自動車のキーを使う必要がない。
・スマホでカーナビやエアコンなどの車載機器も作動でき、寒い日に遠隔操作で車内を暖めておくといった使い方も可能。
・将来的には、ラジコンカーのようにスマホで運転できる機能もつけられるという。

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現在、自動車会社が持つテストコースなども利用して研究に入っている。

 新技術は、専用アプリをダウンロードし、スマホにインストール(導入)すれば利用可能で、米アップルのスマホ「iPhone(アイフォーン)」や米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載のスマホにも対応させるそうです。 

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パナソニック パワードスーツを量産化へ アイアンマンも夢ではない [サイエンス]

 パナソニックが、筋力を機械的にサポートして重い物を持ち上げる「パワードスーツ」を世界で初めて量産化することが2日、分かりました。

 2015年にも発売予定で、年間1000体を生産し、価格は1着50万円程度を想定しています。

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 災害救助や原子力発電所内など短時間での作業が求められる現場での利用を見込んでいて、将来的には、宇宙や深海などの過酷な環境下でも使えるスーツも開発するとのことです。

 近未来をほうふつとさせるパワードスーツは、身体に装着することで、人間の筋力の限界を超える力を引き出す機能をもつアイテムです。
 映画アイアンマンや仮面ライダーアギトに登場する仮面ライダーG3-Xなどを想像してもらえれば良いと思います。これが超大型化されたのがエヴァンゲリオンでしょうか?ガンダムは、あくまでも操縦するロボットで、パワードスーツの技術とは一戦を画します。

 ちなみにパワードスーツという用語は、バンダイで商標登録されているそうです。

パワードスーツは大学、民間企業など複数の機関が研究開発を進めていますが、量産化の例はまだありませんでした。

 パナソニックのスーツはパソコンやスマートフォン(高機能携帯電話)のバッテリーに使われているリチウムイオン電池を大型化して搭載し、モーターで動く。「つかむ」「はなす」といったアーム(腕)の操作は、使用者の手元にあるグリップで行います。1回の電池充電で2~3時間動かせる。アームは交換することができ、つかむだけでなく、ハンマーで叩いたり、スコップで掘ったりするなどの作業もできるという優れものです。


 開発はパナソニックの子会社で、ロボット事業を展開するアクティブリンク(奈良市)が手掛けました。100キロの重量物を持ち上げることができ、人間の小走り程度の最大時速8キロで走行、10度の勾配の坂を上れる試作品を製造することに成功しました。

 パナソニックは14年内に量産体制を整備する。大手商社と提携して販売するほか、リース会社を通じてレンタルする事業なども検討しています。

 量産品は機能を絞って30キロ程度の重量物の運搬に対応。「パワーローダーライト」と名付けて販売する計画です。

 さらに宇宙服や潜水服の下に装着するスーツの開発も視野に入れる。いずれも自在に操作するには相当な力が必要で、実際、米航空宇宙局(NASA)では、宇宙服の下にパワードスーツを装着することが検討されている。完成品は公的機関や研究施設に納入する考えです。

アイアンマンも夢ではない! パワーアシストスーツがすごいことになっている
NAVERまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2138841585408207701

低コストで橋梁検査 “ヤドカリ”ロボ:バイリムが劣化列島を救う 大阪市立大 [サイエンス]

 低コストで橋梁検査ができる “ヤドカリ”ロボが注目を集めています。

 劣化列島と言われるように、高度成長期につくられた道路・橋・トンネルなどインフラの劣化が進んでいます。記憶に新しいのは、平成24(2012)年12月に山梨県の中央自動車道上り線笹子トンネルで起きたコンクリートの天井板の落下事故です。死傷者が出たことから、改めて総点検が行われ、多くの危険箇所がみつかりました。
 同時に、複雑な構造を持つ道路設備の点検作業は予想以上に困難で多大な労力と費用がかかることもあきらかになりました。

 このような状況の中で、点検作業を省力化し低コストにする可能性を求めてが開発されたのが。“ヤドカリ”ロボ:バイリムです。



■複雑な構造…鋼鉄製の橋を自在に移動

 大阪市立大学工学研究科の高田洋吾准教授らが研究してきた橋梁(きょうりょう)検査ロボット「バイリム」です。立体構造を持つ鋼鉄製の橋を、強力な永久磁石をつけたスポーク8本からなる車輪(4輪)で吸着して走行し。よじ登り、ぶら下がって自在に移動でき、搭載したカメラを通して目視検査ができます。

 公開されたロボットの大きさは、全長34センチメートル、幅16センチで重さは660グラム。走行速度は、水平方向に毎秒20センチメートル、垂直に上昇するときは毎秒15センチ。垂直上昇のさい安定して搭載できるセンサーなど検査装置の重量は、500グラムまで確認されています。
 4輪駆動なので、半径45センチメートルで旋回、ある程度の段差があっても乗り越えが可能です。

実物を動画でご覧ください。



橋梁の損傷箇所を無人飛行体などで空中から点検することもありますが、このロボットだと、風の影響を受けず、至近距離からもじっくりと調べられます。検査費用が安くつき、ロボットの故障も少ない、ということです。

 高田准教授によると、このロボットの開発は点検費用を抑えることが最大の目的で、これまでヘビ型、クローラー(無限軌道)型、歩行型などが検討されました。そんなとき、ヤドカリが木登りする映像を見て、バイリム開発のヒントを得たそうです。鋼材に吸着して移動するので、鉄塔、貯蔵用のタンク、船底などさまざまな設備に応用できる可能性がありそうです。

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